QSシリーズ
2D CADファイル(PDF)
- 9113A
- 英語
金属コーティング処理を施した離散焦電センサ。高い平均出力。
0.1から1000µmまで
TO5とTO8パッケージがQS-Lディテクタを小型にし、既存のシステムに組み入れやすく
直径5 mmと9 mmの 焦電式センサーで光学的配列をより簡単に
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当社の焦熱ディテクタ製品は差動式のサーマルディテクタで、照射源にさらされると温度変化率に正比例する出力電流を生成します。AC電流、コンデンサ、抵抗器とするのがより適切な表現でしょう。この出力電流は「I = p(T)·A·dT/dt」の方程式に基づいています。ここで、I は電流、p(T) は焦電係数、A は前面電極によって定義される領域、dT/dt は焦電クリスタルの温度変化率を示します。他の赤外線ディテクタと比べて、室温作動、広範囲の分光感度、高感度(D*)、高速応答(50Ωまで1ナノ秒以下)などの利点があります。

当社の受動型分離焦電ディテクタは直径5mmから9mmまでの範囲で、高感度または高平均出力の2つの構成で提供されています。当社独自の金属コーティング(MT)で覆われた検出素子を搭載するこれら焦電ディテクタは、TO-5またはTO-8の小型パッケージに封止されています。左の図は、QS-LおよびQS-Hにおけるピン配列を示したものです。当社独自のオーガニックブラックコーティング(BL)が光吸収を高め、分光感度の均一化を促します。また、TOパッケージに付属可能な永久型赤外線ウインドウも数多く取り揃えております。分離焦電ディテクタは、パルスレーザー用途に最適なソリューションです。

当社の焦電熱ディテクタは、光導電型ディテクタや光起電型ディテクタとは異なり、電磁スペクトルのほんの一部に限定されるわけではありません。0.1μmから3000μmまでの広域スペクトル(極端紫外波長、遠赤外波長、テラヘルツ波)の測定が可能です。当社独自のコーティングまたは焦電結晶によって吸収された照射光はすべて測定可能な信号になります。左の2つのグラフは、MTコーティングおよびBLコーティングを施したディテクタの相対分光感度を示したものです。NISTトレーサブル校正により立証されたこれら吸収曲線の一部分は0.25μmから15μmまでに及んでいます。現在、15μmを超える測定についてトレーサビリティが確保される光学測定基準はありません。
*送料、輸入手数料、現地代理店手数料は含まれていません。詳細および現地販売連絡先については、見積書をご請求ください。
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